すべての材料を無農薬で揃えられない場合

ゲルソン療法をやるうえで、なかなか困難であるのが、「すべての材料を無農薬で揃える」という事です。
「困難である」という書き方をしましたけど、実際には、「無理である」と書いた方が正しいと思います。

私も、特に最初は、なるべく無農薬のものをそろえようと頑張ったのですが、ほんとに手に入らないので、無農薬の野菜を探す事に疲れてしまいました😨
なんでもそうなんですけど、疲れるほど無理をしていると、続ける事自体が困難になってしまうんですよね。

というわけで、途中からは、自分自身の意識改革。
無農薬が入手困難なら、その代替方法を考えよう。という事で、「農薬を抜く方法」を調べて、なるべく体内に農薬が入らない事を目指す事にしました。

「無農薬野菜を探す限界」と、「無農薬野菜の代替法」について、私自身が調べた事をお伝えしたいと思います。

無農薬野菜を探す限界

まず最初に、そもそも「無農薬野菜」ってなんなのか、という話をしたいと思います👍

消費者的に、「無農薬野菜」として販売していると、農薬を一切使っていないと思いますよね。
でも、現実には、農薬は使用されています。

「無農薬野菜」の基準は、「慣行レベルに比べて、農薬の使用が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下」。
つまり、一般的なお野菜の、半分以下の農薬であれば、「無農薬野菜」という分類なのです。

さらに言うと、「有機野菜」には、「JAS法」という法律での枠組みがありますが、「無農薬野菜」にあるのは、「ガイドライン」のみです。

つまり、農薬の使用が50%以下でなかろうと、無農薬野菜とうたう事も可能な世の中なのです。

やーやーやー、日本人たるもの、そんな卑怯な事はしないでしょ。と思います?
思いたいですよね。

でもね、ガイドラインにちゃんと従えば、「無農薬野菜」という表記そのものが禁止事項。
完全たる無農薬じゃないのだから、「特別栽培農産物」と表記するよう指示されています。
「無農薬野菜」と書いて売っている時点で、ガイドラインには従っていないのですよ。

もちろん、世の中には、「本物の無農薬野菜」も存在するとは思います。

でも、一般的な人が、「さぁ、無農薬野菜を探そう」と思ったら、どうします?

「無農薬野菜 通販」とかのキーワードで、検索して探す方が多いと思います。
私自身もそうです。探していた時は、もう一日中、無農薬野菜の検索をずっとしてました。

しかし、検索で出てきた野菜が、本物の無農薬野菜なのかどうか。
それを判断出来る方法というのがありません。

本物の無農薬野菜を作っている知り合いでもいない限り、確実に「本物の無農薬野菜」を入手する事は、困難であると言えるのです。

無農薬野菜の代替法

「無農薬野菜」を探すのが難しいのであれば、「農薬入り野菜から、農薬を抜く方法はないものか」と考えました。

これも、調べてみるとおもしろいですよ。
世の中には、「農薬を落とす水」とか、「農薬を落とす洗剤」というものが売られているんですね。

どの製品においても、化学物質が一切入っていないとか、カルシウムが含まれているとか、いかに体に安全で、いかに農薬を落とすのに有効か、という事が書いてあります。

それが、市販の洗剤サイズくらいで、1,000円~3,000円程度で販売されているんですね。

ただね、よく考えてみてください。

まずは、「農薬を落とす水」について。
水道水にもカルシウムは入っていますし、ウォーターサーバーなどの飲料水も、ほとんどの場合、化学物質が入っていないとか、放射能検査していますとか、「安全な水」がありますね。
お値段的にも、10リットルとか入って、3,000円程度でしょ。

「農薬を落とす水」で農薬が落ちるのだとすれば、ウォーターサーバーの水で洗えば充分でしょ、と思います。

「農薬を落とす洗剤」においては、貝類のカルシウムを使っていて安心、というのが、ほとんどの製品の売り文句ですが、成分表を見ると、だいたい「水酸化カルシウム」か「炭酸カルシウム」が入っています。

「水酸化カルシウム」は、小中学校のライン引きで使われていたもの、「炭酸カルシウム」は、チョークになるものです。
確かに、河川や土壌の中和剤としても使われていますが、食品添加物にもなっていて、強酸基だから、目に入ったりすれば失明の危険性などもあるし、過剰摂取による副作用も報告されています。(副作用の例/呼吸困難・内出血・血圧上昇・腎機能障害・肝機能障害)

「農薬を落とす洗剤」なのに、たとえ農薬を落としたとしても、危険性のある別の成分を摂取する可能性につながってしまっては、意味ないでしょ。と思います。

「商売」ってすごいな、って思いますけど、消費者としては、あまり、こういうものは使わないほうが良いんじゃないかな、というのが、私の個人的な感想です。

じゃぁ、どうすればいいのか。という話になると思いますが、これはもう、昔ながらの方法が、なんだかんだ、1番良いと思います。
安全性的にも、お値段的にも💖

具体的には、

1.水で洗う
2.水につける
3.皮をむく
4.下ゆでをする
5.加熱調理する

といった方法です。

「水で洗う」においては、冷水が良いという説と、50度くらいのぬるま湯が良いという説があります。
「水につける」においては、塩水、酢水、重曹水のほうが良い、という説もあります。

ですが、どの方法においても、農薬は、50%以上落とせます。

一般的な野菜よりも「農薬を50%減らした野菜」が、無農薬野菜の基準ですからね。
こうした「下処理」をすれば、自宅で、「無農薬野菜」と同等程度の事はできる、という事になります。

農薬を落とす事による弊害

野菜を洗ったり、皮をむいたりすると、栄養価が減る、と言われています。
確かに、その通りですね。

前述の「農薬を落とす水」と「農薬を落とす洗剤」。
宣伝文句によれば、「農薬を落とす水」や、「農薬を落とす洗剤」を使うと、栄養素が壊れない、とうたっていますが、それはおかしいと思います。
だって、「農薬を落とす水」だって、結局は「水」ですもの。
「農薬を落とす洗剤」だって、最終的には、水で洗剤を洗い流しますもの。

だから、言ってしまえば、どの方法を使ったところで、栄養素も流れ出てしまう、栄養価が減ってしまう、というのは、いたしかたない部分なのだと思います。

じゃぁどうするのか。
減った栄養素はどう補充するのか。

それは、「たくさん食べる」に尽きると思います👍

もともと、ゲルソン療法では、ほとんど、野菜しか食べれません。
だから、なるべくたくさん食べれば良いと思います。

「いや、でも、太るでしょ。」と思った方。ご安心ください!!

ゲルソン療法やってれば、絶対に痩せます!太りません!

むしろ、痩せすぎるほうが心配なくらいです。
だから、食べすぎくらいのほうが、好ましいのです。

かつて、何をやっても痩せない、と嘆いていた私も、ゲルソン療法を厳密に実践している間が、1番痩せていました。

多分、これは、私の経験による推測なんですけど、ご飯とかお肉も、もちろん、食べすぎれば太る要因になると思いますが、「調味料」で太っていく、という部分も、かなり関係があるのではないか、と思っています。

「調味料」が一切使えないゲルソン療法においては、ちょっと気を抜くと、痩せすぎてしまいます。
だから、ぜひ、たくさん食べてください。

まとめ

というわけで、「すべての食材を無農薬で揃える」のは、そもそも、かぎりなく困難です。
昔ながらの方法で、「農薬を落とす」という方法で補い、栄養価が落ちる分は、なるべくたくさん食べる。

そう考える事で、私は、「無農薬野菜探し」の苦痛からのがれる事が出来ました。

まぁ、ニンジンだけは、「無農薬」をうたっているピカイチ野菜くんで買っていましたが、それ以外の野菜については、あまり難しく考えないようにしました。

ゲルソン療法は、続ける事こそが大事!です。
「難しい事」にあまり固執せず、「出来る方法」で取り組んでいくのが良いですね。

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